ドイツ人禅僧ネルケ無方さんの本はわかりやすい。

「小欲知足」の意味は「我慢」ではなく、束縛からの「解放」。

 

足ることを知らざる者は、富があっても貧しく、足るを知る人は、貧しくても富んでいる。(遺教教)

 

最近、ドイツ人禅僧のネルケ無方さんの本がわかりやすくて読んでいます。京都先斗町や金沢片町で日々快楽に溺れる僧侶がいる中、禅僧の人を見ると仏教僧らしい感じがします。

 

怒らないことによって、怒りにうち勝て。善いことによって、悪いことにうち勝て。わかち合うことによって、物惜しみにうち勝て。真実によって、虚言の人にうち勝て(法句経)

 

参議院選挙も近く、そろそろ保守と革新の悪口の言い合いが始まります。怒りに満ち溢れている。中和するのに仏教の本なんかを見るのもいいのではないかと思います。

 

あなたの人生は、あなただけが生きられる。動じない心より、しなやかな心を持とう。何歳になっても素直に純粋に。世界は変えられないが、自分の心はいくらでも変えられる。

 

ドイツ人禅僧の心に響く仏教の金言100(ネルケ無方)より。