今日は、カースト差別撤廃でマハトマ・ガンディーとも戦った男ビームラーオ・アンベードカル(インド憲法の草案作成者。反カースト運動の指導者。インド3偉人の1人)のお誕生日

今日は熊本地震から1年。カースト差別撤廃でマハトマ・ガンディーとも戦った男ビームラーオ・アンベードカル(インド憲法の草案作成者。反カースト運動の指導者。インド3偉人の1人)のお誕生日でもあります

アンベードカルに影響を受けた日本人にインド仏教会数千万人〜1.5億人の頂点にたつ佐々井秀嶺さんがいます。インドで壊滅状態だった仏教がまだかなりの少数派とはいえ日本の人口を超えている可能性があります。

ガンディーのようなヒンドゥー教徒はカーストが前提(マヌ経典)なのでカースト制度は完全に撤廃できません。のちに家畜以下(公共の水をくんではいけない、影を見るのも穢らわしい存在)の身分の不可触民出身だったアンベードカルはアンダーカースト50万人と一緒に仏教に改宗しました。

世界最悪の差別撤廃に尽力したアンベードカルがキング牧師やネルソン・マンデラよりも知名度がかなり低いのは不思議な感じはしますが・・・。

円卓会議でのアンベードカルの言葉「犬や猫のようにあしらわれ、水も飲めないようなところを、どうして祖国だとか、自分の宗教だとかいえるでしょう、自尊心のある不可触民なら、誰一人としてこの国を誇りに思うものはありません。」

アンベードカルにご興味のでた方は「アンベードカルの生涯」『ブッダとそのダンマ』をお読みください。

サンフランシスコ講和会議でJ・Rジャヤワルダナ(スリランカ初代大統領)がブッダ(釈迦)の言葉を引用した演説で日本の植民地化、損害賠償請求を防いだこともあります。

私自身は宗教心はあまり強くありませんが、神のような仏や拝む仏ではなく、人間ブッダの言葉っていうのは知らない間に日本人やインド人を助けてくれているんだと再認識します。

今年の金沢市街地は4/11〜4/13が桜の見頃だった感じですね。

今日もブッダの慈悲喜捨で良い一日を。