GDPが減っていきそうな件。企業の価格戦略と消費者の節約志向。

東京ではいよいよ投機目的のマンション需要と着工件数減っているそうです。中古価格も下落。東京のような過密都市でも、年々資産価値は大幅に低下していきます。

 

新聞記事によれば、地方都市の金沢市だと、投機目的でマンション価格が上がっているそうです。でも東京から金沢だと規模が違いすぎますよね。

 

マンションに関しては東京オリンピックまではと思っていたのが、リオオリンピックで終了の気配。中国人の爆買いも減ってきている。

 

企業業績が回復して給与が上がった大企業も多いですが、あまり消費に回っていない。将来、年金開始年齢もどんどん上がること、年金支給額も下がること、給与が増加しても税金や社会保障費が上がっていくことを考えれば個人防衛でそうかもしれません。

 

所得が300万円未満(34.1%:2015年)の人が増えていること、20歳、30歳、60歳と価格に敏感な節約志向が強い年代がいることも消費にブレーキをかけているようです。

 

でも優良な企業はその多くなってきた所得層をターゲットにして、安くて品質も維持したものを提供し始めている。

 

ニッチな会社、特色のある会社がものすごく多くなることはありませんから、「こんなにいいのに安いわね〜」ってものをいつでも提供できる会社だけ伸びるのかもしれません。

 

すでに人口減少社会に入っている中、(景気が悪くなりそうだなと)高額所得者層もお金を使わなくなってくるとGDPがどんどん減りそうですね。

 

GDPが減っても、所得が減っても、幸せに感じられる心でいたいもんです。

 

今日も小欲知足で、日々是好日でいきましょう!