国会議員は票に影響する要望を断れないんだから、国民負担が増える前提で将来設計をしなきゃ。実際に昔よりも増えてるでしょな件。

今朝の朝刊。県公務員退職者連盟が年金生活者や子育て支援の要望を県の国会議員にしたという小さい記事。

 

どんな団体でも内容の良し悪しは別にして利権団体となります。個人よりも複数いた方がパワーが出るから組織なり団体に。

 

この団体の要望も良い内容なのですが、今の年金生活者に配慮=未来の年金生活者や子供達に負担をしてねとほぼイコール。

 

昔の有権者の要望=来年の消費税10%やこの団体の言っている撤廃してほしい年金の経済マクロスライド制度。つまり年金はアップするけど、物価の上昇よりは低くして実質下げるというやつが導入されました。

 

国会議員としては、その団体の代表者に会った時点で相手の力を認めているわけですからお金がないから無理とか、未来の負担になるから出来ませんとは言えません。

 

建設や農業団体のようにいかにも!な団体でなくても、介護、環境、福祉といったところでも予算を要望すれば圧力団体になって国会議員に要望する訳です。先ほどいった内容の良し悪しに関係なく国や地方公共団体の借金は増えていきます。

 

選挙で応援する人や団体はそういう要望したい意味もあるわけですから、要望をしてはいけないのではなく、たくさんの人や団体が要望することが分かっていて議員は事実上否定できる立場にないことを理解する。

 

将来は今よりも国民負担が大きくなることが理解した上で生活した方がいいのではないでしょうか?

 

先日テレビニュースで年収1000万円以上だった人が62歳で退職して数年で離婚、今は生活保護を受けているという内容がありました。先を考えずになんとかなるだろうと働いていた時は旅行やかなり贅沢をしていたとか。本人も自業自得と話されていました。

 

年収に関わらず、使わない人はお金が貯まるし、使う人はお金が減ります。

 

たった15年で2倍以上になった生活保護費。今後も増え続けて結局破綻するだろうという内容がネット記事でも掲載されていました。

 

お金もある程度使わないと経済も冷えてそれも困ります。本当に今の自分にそれは要るか要らないか考えて購入する癖をつけるとか、健康に気をつけるとか、将来に向けて、家族や友人などに助けてもらえる人格のある人になるというのも大事そうですね。